
【EOSM2 EF-M22/2 STM】
年末、2021年の最後に購入した本がこちらの画集。
イラストレーターpopman3580さんの作品集『CITRUS』
とても良い。
人物の動きがしなやかで、描かれている前後の時間すら想像できてしまう。
これで連休明けの直前の荒んだ心を癒やす。
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4日間の休みなんて一瞬ですね…
盛岡・猫溺愛サイクリスト ~ロードバイクと写真まみれ
本の記事一覧
【EOSM2 EF-M22/2】
3巻読了。
今年読んだ物語で、魔女の旅々(1~3巻)が一番好きな本になった。
(残り日数を考えると、たぶんそうなる)
この世界感とイレイナがたまらなく好きです。
来春からの新シリーズも楽しみに待っていよう。
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PCの横に置いて、ブログを書く前に1編だけ読むという生活が続きそう。
【EOSM2 EF-M22/2】
ライブ旅に出る妻を朝イチで盛岡駅まで送る。
温度計を見ると、外は1℃か……
けほけほ
冷たい空気を吸うと咳が止まらないんですよ。
けほけほ
外ライドは自重して、屋内ぬくぬくローラー。
明日こそは走りたい。
昼食後、激しい眠気が……抗えずに昼寝。
夕方からは先日買った本を読んで過ごす。
仙台での日々から、一人の時間は本を読んでいることが多くなった。
魔女の旅々/白石定規
これは「人類は衰退しました」が好きな人はきっと気に入ると思う。
人類は衰退しました、大好きなんです。
なんですが……読んでいる間はブログを書く手が動かなくなるので困る。
あの文章に嫉妬しているのだと思う。
小説を書くわけではないので関係ないだろ?と言われてしまえば、まあ、そのとおりなんですけどね。
で、魔女の旅々-
こちらも良い。とても良い。あっさりしているのに心に残る物語。
短編が14章。
どこか不安定で不思議な国々と、ちょっと可笑しな登場人物たち。
なにより、主人公のイレイナが魅力的です。
自由で正直に生きる決意。足掻かない覚悟がある。
それでいて、時折、少ない言葉から押し殺した感情が垣間見える。そういう描写がたまらない。
出来ることと出来ないことの見極めが不得意な僕は、とても惹かれてしまう。
他人の死を目前にしたら、何も出来ないのにアタフタと走り回るのが僕という人間です。情けない。
2巻は買ってあるので、12月発売予定の3巻でも魔女の旅を楽しみたい。
【EOSM2 EF-M22/2】
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「この恋と、その未来。」 森橋ビンゴ
ここ数日、昼休憩中はこのラノベを読んでいたんですが…
かなり好きな作品。
女性に苦手意識を持つ男子高校生(主人公)と、体は女子だけど心は男子という高校生(ヒロイン)の青春ストーリー。
広島の全寮制高校が舞台というのも、個人的にはツボだった。
ドロドロとした恋愛模様は全然ライトじゃないけど、立派にエンターテイメントしている。
この作品ほど挿絵がいらないと思ったラノベは無いな。
一気に5巻まで読んで、後書きで打ち切りになったことを知る。
こんなに面白いのに、売れなかったのか… もったいない。
というか、幻の6巻をどうしても読みたい。
【EOSM2 EF-M18-55/3.5-5.6 IS】
すっと、僕の耳から音が消えた。
iPhoneが表示しているのは、吉野朔実さんの訃報。
四十を過ぎると身辺の訃報にはある程度慣れくるものだけど、
この訃報をどう理解していいのか分からなかった。
自分を構成する要素の中で「吉野朔実」という作家はあまりに大きく、どう処理していいの分からない。
高校生から20代前半にかけて、特に愛読していたのが吉野朔実さんの作品たち。
印象的な言葉と会話
静寂が満ちた夜
少し屈折した恋愛観
生と死
とにかく、吉野さんの描く静かで美しい世界に夢中だった。
間違いなく、僕という人間が一番影響を受けたのは彼女の作品たちだ。
死を受け止めきれないでいるけれど、
吉野朔実さんには感謝しかない。
たくさんの素敵な作品をありがとうございます。
どうか、安らかに。
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残業で遅くなった妻を迎えに行くと
「大丈夫?吉野さんのこと…」
ネットニュースを見たのだろう。妻が心配そうに声をかけてくれた。
「うん、動揺しているよ」
そう口にした声が震えていた。
写真の「瞳子」は、中身も大好きだけど装丁も震えるほど素晴らしい。